宮崎県 えびの市 えびの高原で撮影したノカイドウ キリシマミズキ 白ドウダン 鹿
えびの高原のノカイドウ
霧島連山の
えびの高原(標高1200m)には、世界中でここの渓流沿いだけに見られる貴重な植物「
ノカイドウ」が自生している。ノカイドウは、ミヤマキリシマとともに
牧野富太郎博士が命名、野海棠、
野生の
カイドウを意味します。。
ノカイドウはバラ科りんご属の落葉小高木、つぼみの時は濃い紅色、やがて淡いピンクの花となり、そして満開時には白一色の花となります。
ノカイドウは蕾や咲き始めの頃の配色が特に美しい花で5分咲き頃までのピンク色がかった時が見ごろと言っても過言ではないでしょう。
ピンク色の時期は1日か2日しかありませんので、観察に出かけるタイミングの非常に難しい花です。
満開になると白一色となり、いまひとつです。
開花期間は一週間程度と大変短い花です。
りんごの仲間であり、秋には4〜6mm程の真っ赤な果実をつけるそうです。(食べられない)
おそらくミカイドウと同じような実ではないかと思います。
ミカイドウ(ナガサキカイドウ)の写真(県総合運動公園で撮影)
えびの高原のノカイドウは大正12年に
国の天然記念物に指定されており、えびの高原キャンプ場付近から
ミヤマキリシマの群落で有名なつつじが丘周辺にかけての沢沿いに、2011年現在、約380株がある。
1966年の調査時に500株はあったという、ノカイドウは日を好む為、周囲の赤松の生長、また、シカの食害などから年々減少、絶滅が危惧されています。
現在はノカイドウの周囲に防護柵が張られ、柵に取り囲まれたところで見学するような場所もあります。
県は増殖にも取り組んでいます。
ノカイドウはほのかに良い香りをはなちますので、かいでみてください。。
ノカイドウはそれほど広範囲に群生しているわけでもなく、ポツポツと点在している感じですので、
過剰な期待はされないよう・・・。世界でここだけにしか自生していない貴重な花として楽しんでください。
News(開花情報など、気がついた時点で更新)
2012年5月08日 7日、満開。 今年は、花付きがあまり良くないそうです。 10日頃まで楽しめるとか。
2012年5月02日 2日現在、ノカイドウはまだ殆ど蕾のようです。見ごろは連休明けてからになかも知れませんね。
2011年5月13日 ノカイドウは今週末(14・15日)あたりが見ごろとか。今年は裏年で花は少ないようです。
2010年5月02日 宮日新聞によると、えびの高原のノカイドウは1日現在5.6部咲き、連休中は楽しめそうとの事。
2010年4月26日 毎日新聞によると、えびの高原のノカイドウは3部咲き、29日頃には咲きそろいそうだとの事。
2009年4月26日 ノカイドウが見ごろをむかえてます。早めの見学を、GW後半は厳しいと思います。
2008年5月2日現在、えびの高原のノカイドウはまだ蕾のようです。おそらく連休あけ頃になるのではないでしょうか?
2007年撮影した画像4枚UPしました。私が撮影した時は僅か2本の木でしか咲いておりませんでした・・やはり裏年か?。
2007年は5月2日現在ノカイドウはポツポツ花を付け出したようですが「裏年」らしく花付きが悪いとの事でした。(情報元:5月3日付南日本新聞)
2006年 ノカイドウはGW前頃に開花をはじめた様で5月7日にはほぼ満開となっており、たくさんの花を観察できました。
リンク(宮崎県サイト)→
みやざきの味と花101〜ノカイドウ より一部引用
ノカイドウは漢字で書くと野海棠となり、野生の海棠ということになる。学名は「マルス・スポンタネア・マキノ」という。
マルスとは「リンゴの仲間」、スポンタネアとは「野生の」という意味で、実はノカイドウはリンゴの一種なのである。ただ、果実の大きさは1センチにも満たなく、普通のリンゴに比べるとはるかに小さいし、食べることはできない。ちなみにマキノとは、この植物の命名者である牧野富太郎のことである。
みやざきの味と花101〜キリシマミズキ
ミヤマキリシマ等の開花情報などの情報をお待ちしております。→
霧島えびの関連BBS(現在休止中)
宮崎県高鍋町特有のカイドウ→
タカナベカイドウ
キリシマミズキの花と葉
キリシマミズキはマンサク科、トサミズキ属の落葉低木、高さ2〜3メートル程度。
九州では、霧島山系でしか見られず、霧島の春を代表する名花となっている。
標高800〜1,600m付近まで分布、韓国岳のえびの高原側と火口付近に多く自生する。
花の終わりの頃、写真のような約5cmのうちわ形で葉脈の走る美しい葉が出て来る。私はこの葉の方が好きだ。
